様々な思い出づくりができた振袖

様々な思い出づくりができた振袖

成人式の一年ほど前から、振袖をどうするのかを母と話し合っていました。
今時の振袖は髪飾りも振袖自体も派手で可愛らしいものが多く、好みのものをレンタルしようかと悩んでいました。
呉服屋さんだけどなく、成人式に向けて、様々なところから振袖のパンフレットが届くようになり、悩みました。

結局、私自身が三姉妹の長女で、私がレンタルすると妹達もレンタルになって費用がかさんでしまうこと、
病弱な母方祖母が、馴染みの呉服屋さんでいい柄がないか見て欲しいと言ってきたので、呉服屋さんで仕立ててもらうことにしました。
地元の呉服屋さんなので、その後のフォローも手厚いので、そちらにお願いすることになりました。

実際に呉服屋さんにいってみて、布をあててみると、とても素敵な柄がありました。
水色の布地に、グラデーションが綺麗に縫われていて、今時ではない、その美しい柄に、心底惚れこみました。
正直、振袖の平均値よりはだいぶ高かったのですが、なぜか普段は娘のことに関わらない父がその日に限って、その柄にするようにいったのです。
高すぎるので、正直戸惑いましたが、娘の晴れ舞台だから、という事で、購入してもらいました。


仕立ててもらった着物を成人式当日に着て、式の前に会場横の写真館で写真をとりました。
無口な父が、目に涙をためているのを見て、改めて父の気にいる柄にしてよかった、親孝行ができたと思いました。

式が終わってから、その足で、母方の祖父母の家に向かい、無事成人を迎えられたことの報告と、楽しみにしていた着物姿のお披露目をしにいきました。

普段はなかなか気分がすぐれず、ふせってばかりの祖母も、その日はとても調子が良さそうで、着物姿を大層喜んでくれました。
小さい頃は何度も遊びにいっていたのに、すっかり足も遠のいて、なかなか顔をみせに行けていない状態でしたが、
無事に成人式を迎えられたことを、その日とった写真やビデオを見せながら話すことができました。

その成人式から半年ほどで、祖母は亡くなってしまったのですが、まだ意識のハッキリしていた頃に振袖姿を見せることが出来たこと、
その時のいい顔の写真を遺影に出来たことが、祖母への恩返しになったと思います。


振袖を仕立てる過程で、それまで育ててもらった感謝の気持ちを抱き、写真や振袖を見るたびに、また妹の成人式のときなどに、その時の感謝の気持ちが蘇ります。
レンタルも素敵ですが、私にとっては、着物の購入によって、
家族との思い出づくりができたのだと思います。


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